宮城県産の木材から古材を生かした木造注文住宅建築設計を行っておりますササキ設計のブログです。
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プロフィール
HN:
佐々木 文彦
年齢:
68
HP:
性別:
男性
誕生日:
1956/07/24
職業:
1級建築設計士
趣味:
読書、旅行(町並みや古民家の訪ね歩きと旅先でのスケッチ)
自己紹介:
地域材である杉材を主な建築材料とし、シックイ・和紙等の自然素材に依る、人にも地域環境にも負荷の少ない住まいづくりを実践しております。森林見学会等への参加を通して、住み手が納得し愛着の持てる家づくりに取り組む事をモットーとして掲げております。
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■6月16日
花山の伊藤さんと栗駒の岩渕さんを訪ねてきました。 あわせて日本建築家協会東北支部を通じて、栗原市の要請で応急危険度判定
調査に参加し、鶯沢地区の一部15件担当し廻ってきました。
ざらぼうの伊藤さん宅まで行きたかったたのですが、緊急車両以外は立ち入り
禁止でしたので、避難先の花山総合支所隣りのコミュニティセンターに伺い、
一時帰宅から戻られる夕方5時頃伊藤さんご夫妻と会うことが出来ました。
お2人ともご無事で元気でした。杜の家ネットからとしてお見舞い致しました。
ネットの皆さんによろしく、との事でした。
伊藤さんから預かった写真データの一部も紹介します。
現地立ち入りが許可なりそうな予定とすれば、伊藤さんのお話ですと梅雨が明け
て、余震や土砂崩れの心配が無くなってからではないか、との事でした。
栗駒の岩渕さんもお元気でしたが、完成し設置したばかりの自邸の電気温水器
が壊れて、丁度交換し倒れないよう補強工事されているところでした。
近くで被害に遭われたお客様からの相談・対応で忙しそうでした。
今日も夕方花山行って会ってきますので、また報告します。
■6/20(金)
花山の伊藤さんへ、お預かりしたSDカードの返却と差し入れを届けてきました。
花山ダム湖岸にも、'05.10月に私が手がけたO邸があります。
そのO邸から近くに住む 伊藤さんの被災を知ったOさんは、『今、仙台に住んで いるので、落ち着くまでしばらく使ってください』との有難いお話があり
『今日から泊まらせて頂くんです』とのことでした。
これで少しでも安心して寝れるといいですね。
■6/22(日)
今日は新潟から、日本民家再生リサイクル協会(JMRA)の常任理事である長谷川順一氏が
急遽、岩手・宮城内陸地震の被害調査にこられることになりました。
長谷川氏は、「中越~能登~中越沖」の震災地において、被災した建物の修復支援活動を
行ってこられた方です。
JMRAのメンバー(岩手・福島・山形・宮城からは私と伊藤設計室:伊藤秀明氏)5名と、
以前、フォレストフォーラム等でお世話になった星ひとみ氏他計7名が
栗原市役所前に集まりました。 一迫川口の造り酒屋さんの酒蔵、土蔵の被害状況、花山ダム周辺の民家を見てから
また、伊藤さんに会いに行ってきました。
何件か見て共通していることは、土壁やしっくいが剥がれ落ちる被害は見受けられたが
構造体となる骨組み自体の被害は少ないと感じました。
壁や瓦がずり落ちるという被害で 危険度判定の赤紙を貼られた民家で、
もう住めなくなると判定された・・・と、思い込んでいる人が中にはおられると聞きました。
誤解を解く説明が早急に必要と思われます。
PR 2008/06/26(Thu) 10:46:20
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